ご利用は計画的に(切実に)

延々長々と続けておりますGW中の出来事。

そろそろ終わりが見えてきました。

そんな訳で朝からやって来たのは宝伝。

近年海開きを止めた宝伝海水浴場こと田坪海岸、の僅かに東側、宝伝港です。

この日は5月5日。GWが終わる1日前。

何をしに来たかと言われれば、前々から行ってみたいと思ってた場所の1つ「犬島精錬所美術館」に行くためです。

が、初っ端で出鼻を挫かれました。

何がと言われれば、事前に調べてみるとこの宝伝港から美術館がある犬島までは定期便が出ているんですが、ネットで調べると1時間置きに船が出ている書き方をされていて、7時半頃に家を出て、若干道に迷いながら着いたのが8時20分頃。

宝伝地区コミュニティセンターの前にある海開きの際には有料駐車場だけどシーズン以外は無料で停められる(らしい)駐車場に停めて、いざやと思いましたが、駐車場に居た管理をしている地元の人曰く、

次は11時。

はい、定期便が出ている港の看板にもそう書いてありました。

因みに、犬島精錬所美術館の開館は9時。

2時間のロスです。

当初の予定では朝早くに行って見終わった後に犬島を散策する計画でしたが完全に狂いました。

あと全く暇潰しを持っていないので約2時間半もの間の余暇が大変長いものになるのも確定です。

どうにかこうにか絞り出した暇潰しが近くにある神社に行く事でしたので、お近くの寶神社に向かいちょっと参拝。

が、規模が規模なので大して時間を潰せず、結局は港に戻ってじっと待つ事に。

大人しく11時発の便で犬島へ向かうのでした。

なれない場所や施設に行く際はネットや電話などできちんと確認の上、しっかりと間違いの無い準備をしてからご利用ください。

※一応、既定の船便以外にチャーター便を出してもらう事も可能ではありますが、1~10人で5000円(以降、1人増える毎に+500円)、前日までに要予約となっています。

タイヤ、の話ではありませんが、1つ怖いお話を。

とある夜に小学5年生の男児が夜にマウンテンバイクを運転していました。

近年ではヘルメットの着用が努力と前置きが付くものの義務化されていたり、4月から信号無視、逆走、無灯火、ながら運転など以前や近年問題になっているものなどが青切符の対象とされ罰則が厳しくなっています。

そんな中で無灯火、ノーヘル、更には20km以上のスピードを出して夜道を駆け抜けている状態。

何事もなければそれまでの話ですが、この日はそうではなく、一瞬よそ見をした瞬間、目の前には60代の女性が。

お互いに回避できず、そのまま正面衝突した二人。

自転車にぶつかられた女性は頭を強く打ち、脳挫傷を言った結果植物状態へ。今後一生介護が必要な状態になってしまいました。

男児の家族は損害賠償請求を受ける事となり、治療費400万円、傷害慰謝料300万円、後遺障害慰謝料3000万円、後遺障害逸失利益2000万円、将来介護費4000万円。合計で1億円に達する被害となりました。

結局、普通に賠償を払う事などできず、まだローンの残っている家を売却するなどして返済計画を立てざるを得なくなり、人生が大きく狂う羽目になったのです。

非常に恐ろしい話ですが、こうなってしまった1つの原因は、保険に入っていなかった事です。

保険の加入、そしてプランの追加、となれば当然金銭が発生しその分家計の負担になるのは事実ですが、最近では車両保険に家の火災や水害に対する保険が最初から入っていたり、自転車に関するプランが組み込まれていたりと、様々な形態で保険が存在しています。

今回の件では家族がどこの保険に加入し、どういうプランにしていたかは分かりませんが、少なくとも、自転車に関する保険には未加入でこういった事になっています。

何事も無ければただお金を払い続けるだけの無駄なもの、ではありますが、日々30℃を超える日々が続く中、エアコンを付けていないが為に熱中症となって病院に運ばれる、結果として月数百円数千円で済んだ電気代が1回で数万円を超える入院治療費に代わるのとどちらが良いか、という話と同じです。

備えあれば憂いないし、とも言えませんが、万が一に備えた準備をしておいて損はないはずです。

大人であれ子供であれ、とんでもない事態を引き起こす世の中ですので、皆様もお気を付けください。

それではよい一週間を。