
だ~れだ。
という訳でやって来ました。
長くなった京都の話もようやくラスト。
人様のお墓を写して回る趣味はございませんが、ここは敢えて写しました。
で、誰のお墓かと言えば、日本人ならば誰でも知っている超有名人。かつ、四条にあると言えば、察する方は即察するであろう人物。

はいこちら本能寺。という事で織田信長公のお墓です。
本能寺、と言えば、織田信長が家臣の明智光秀に討たれた場所として余りにも有名ですが、こちらの本能寺は正にその本能寺。
ですが、今現在寺院が建っている場所はその場所ではなく、後に再建された場所になります。
焼失した本能寺は現在の「京都福祉サービス協会、本能」、元本能小学校跡地にあり、堀川蛸薬師通り沿いになります。
蛸薬師通りの名の通り、前回話題に上げた蛸薬師堂こと永福寺から伸びた道の先にありますので、迷わないかと。
当たり前ですが、旧本能寺には、本能寺に絡んだものは本能寺があった事を示す石碑しかありませんのでご注意を。

自ら第六天魔王だと名乗り、延暦寺の焼き討ちなどで仏教関係者から蛇蝎の如く嫌われる織田信長ですが、安土桃山時代では余りにも先進的過ぎたとも言われる方ですので、そんな方のお墓にはお賽銭箱、は当然として、お賽銭専用のペイペイもあります。
勉強不足かもしれませんが、ペイペイでお賽銭できる場所を初めて見ました。
と書きながら思い返してみると、近年どこかで似た様な事をしているニュースを見た様な気もしています。

また、本能寺内にある本能寺 大寶殿宝物館には『唐銅香炉の三足の蛙』や復元された薬研藤四郎が展示されています。
こちらの宝物館は現状2点を除き撮影自由で、ネットに上げても良いとの事で写真を撮っていますが敢えて載せません。
気になる方は調べるか、現物を見学してみてください。
あと、本能寺境内には「火伏せのイチョウ」と呼ばれる銀杏の木があり、これは天明の大火の際、猛火に追われた人々が境内に身をひそめていた折、突如このイチョウの木から勢いよく水が噴出し、木の回りに集まった人々を救ったと、伝えられている木になります。
うっかり写真を撮り忘れてますが、樹齢の関係もあって立派な木ですので、こちらも見てみてください。

本能寺の話題を出したから、ではありませんが。
夜の静岡県内の高速道路で脱輪事故が発生したようです。
これがただの脱輪事故ではなく、燃えるタイヤが高速道路上をバウンドしながら迫って来る、そういう状態。
ただ、この記事にはその瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像、場所と何があったかを2行で書いた文章しかなく、何がどうしてそうなった、という部分が一切ありません。
恐らく物損事故に発展すらしていないので話題性が無く、インパクト重視の部分しか掲載しないパターンでこれ以降の続報も出ないと思われます。
一先ず、どうも映像を見る限りタイヤ自体が燃えているのではなくて、片一方でタイヤの中から火が出ている状態なので、ドラムブレーキやベアリンググリスなど車軸部分が原因で発火し、ドラムにホイールが付いたままの状態で脱輪したのではないかと考えられます。
映像で遥か前方で路肩に停めようと動いているトラックが確認されるので、大型の低床トラックから脱輪した物と推測できるので、大型用のタイヤ+ホイールに更にドラムブレーキがセットになった物ですから、軽く見積もっても50kg以上の物体となり、そんな物に高速で衝突すればどうなるかは想像に難くありません。
上記はあくまでも情報が出ていない中での仮定の話ではあるので、実際はタイヤが燃えていただけ、という可能性も十分にありますが、いずれにせよ危険極まりないのは変わらない話。
流石に車軸など足回りごと脱輪する事故に関しては予期しずらいものではありますが、脱輪する際には何かしらの予兆があるので、普通・高速問わずおかしな挙動をしている車などには近付かず、道を変える、距離を取るなどの対策で乗り切っていただければと思います。
それではよい一週間を。
