オープンザデカイドア

突発的に話の時期が飛ぶ。

そんな事もままある当ブログです。

さて。

普通、普段がその人によって違うのは大前提として。

とは言えごくごく一般的、日本国の総人口比で考えて、職業柄でなければ普通まず近付かない場所が幾つか存在する訳で。

そんな感じで岡山刑務所。地場の人間としては地名に因んで「牟佐」もしくは「牟佐刑務所」なんて呼ばれ方をする場所ですね。

日時は10月12日(日)。天気は曇り。

この日ここで行われたのはこちら。

はい、犬・猫の譲渡会。

ではなく、毎年恒例の『岡山地区矯正展』。こちらも、地元などでは岡山刑務所矯正展なんて呼ばれているものです。

岡山刑務所に入所している受刑者が作った箪笥や机、椅子、傘立てなどの家具から子供用の玩具、小型家具まで様々な物を販売しているこちらのイベント。

その他、全国各地の刑務所で作られた物の販売や猪を使った革製品、うどん、ぜんざいなど地域住民による出店など様々な食べ物屋が並び、やや小さめではあるものの太鼓の演奏や大学サークルによる演奏などを行うイベントステージも用意されています。

とは言え。

会場は現役の刑務所。

なのでメインイベントとなるのは、今現在刑を受けている最中の受刑者が実際に生活している監獄。その中を見て回れる見学会です。

矯正展そのものは刑務所内で言えば外のスペース、一般受付や刑務官が稽古する道場などの刑務所としての本来の業務ではない部分に集中しているので、ある程度の自由が利きます。

しかし、上の画像の先、実際に受刑者が生活する隔離スペースはそうはいきません。

イベント期間、なので受刑者との接触は勿論の事、実際の独房などを見る事は出来ませんが、それでも毎日受刑者が作業する作業場、受刑者が入浴する大風呂、実際に食べている食事の例、二階建ての建物に入っている体育館などを見学できました。

当然と言えば当然ですが、扉の向こうでは携帯電話、スマートフォンの使用は禁止。

入場前に電源を切った上で、配られるビニール袋に入れて口を閉じる事を指示されます。

入場は機械で開閉する大きな扉を潜る、この段階で映画やドラマなどで見た光景ですが、入って右に車を止めるスペースの門、左に人間が通る為の扉が付いた柵があり、門とこの扉は同時に開閉しない様に注意書きがあるなど如何にも「刑務所だ」という状態でした。

見学ができる範囲で、中自体は昭和の学校施設、工場といった様相ではありましたが、銭湯のような風呂場に監視用の部屋があったり、階段にはミラーや監視カメラが設置されていたりと、我々が普段生活している場所などとは違う箇所がちらほら。

いやまぁ実際に刑務所なんで当たり前の光景ですが、壁の四方には上から監視する為の櫓があったり実際に見ると雰囲気が違いますね。

今回で38回目を迎えた矯正展。

何事も無ければ(当然無い事が当たり前でそれが何よりですが)また来年もありますので、気になる方はちょっとした非日常的な雰囲気を味わに行ってみてください。

事故らしい事故、では無いですし特段一般人にも関係のある話ではないですが、飛行機が空港に引き返す事案が発生したそうです。

13日朝8時に離陸した羽田発岩国行きの機体が10時頃に不具合が出たため引き返した。

理由としては離陸の際に滑走路にある物体に接触したようで、羽田に戻った後の点検で前輪タイヤ2本に破損が確認され、自走不可能な状態だったとの事です。

他にも滑走路の証明に破損が見付かったという情報も出ているそうで、国交省が原因を調べていると出ています。

この事態に遭遇した方、普段から頻繁に航空機を利用する方からすればゾッとする話です。

今現在で原因がはっきりしていませんので、実際にそうなのかすら不明ですが、仮定として出ているこういった事は我々が道路を走行している際にも十分に起き得る話。

「縁石にぶつけた」もそうですし、照明に限らずガラス片といった落下物でもパンク・バーストの原因、高速運転中ではハンドル操作を誤って何かしらに衝突する事故へ発展しかねないものです。

元々手元が狂って、の場合はもう仕様が無い事ですが、気付かずに踏んだ時は誰にでも起きる事態ではあるので可能な限り気を付けるとして、実際に何かが起きた際には出来るだけ慌てず騒がずに、できるのなら周りの手を借りて対処してください。

人を轢いてしまった場合ではそれもなかなか難しいかもしれませんが、大体の場合は冷静であれば何とかできます。

いずれにせよ安全運転を心掛けてのドライブをお願いします。

それではよい一週間を。