あれやこれやとやっている間に、花見が本格化して参りました。
微妙にズレは起きているものの、各地で桜の便りが届き、有名どころには多くの人が集まって賑わいを見せています。
岡山のテレビ番組で取り上げられるもので言えば、旭川河川敷で行われている岡山さくらカーニバル、津山城鶴山公園で行われる津山さくらまつりなどですが、当然その他の地域や地区でも花見のイベントが開催されているので、それぞれに賑わいを見せている筈です。
この時期、と言うかこういった時期に出てくる話題としては「知る人ぞ知る〇〇スポット」の文字。
実際にイベント会場などに比べれば雲泥の差で人が少なく、寺社仏閣もそうですが、写真を撮る際に極力人を映したくない身としてはありがたい情報です。
ただ、こういった情報は自分自身も含めて不特定多数が見ているのと「穴場」と言っても地元や界隈では有名な場所が殆どですので、人が居ないかと言われれば結構います。
後は、行ったは良いけれど、最近特によく聞く「マナーの悪い客」が大挙したせいでそもそも入れなくなっていたり、金銭を要求する自衛手段を取っていたりと、大変申し訳ない言い方にはなりますが、
「何も考えず気軽に行って気軽に行動できる」と勝手な思い込みと無意識の押し付けを持って行くとちょっと思っていたのと違う展開が起きれば嫌な気分になる
そういう事態に発展します。
事実、今朝出ていたもので倉敷市にある法輪寺というお寺が桜の穴場として掲載されていましたが、過去に恐らく無断でバーベキューするなどの事件があって警察を呼ぶ事態になったようで、現在駐車場に注意書きの看板が設置されています。
こういった季節限定に限らず、アウトドアなイベントに参加する場合は勿論の事、ただふらりと立ち寄る事自体その地域や場所に「お邪魔している」行為になります。
言われてみれば当然で当たり前の話ですが、実際に行動する際にはついつい忘れがちな意識。
こちらも忘れがちな発想ですが、そこ管理運営する方がそもそも集客を目的にしているのかどうかはその場所に行って雰囲気で察するしかありません。
何にせよ。観光客にしろふらりと立ち寄った余所者にしろ、その場所の日常に置いては異物であり邪魔者であるのは変わりないので、それを意識した行動を心掛けるべきではあります。
互いに嫌な思いをしないよう、また、いつでもまた訪れる事ができるよう意識していきましょう。

それではよい一週間を。