京都に住んでいる人あるある。
なのかどうかは知りませんが、ただ京都に住んでいた県外民あるあるでは無いかなと思う事が1つあり、永福寺って何処や?という話。
まぁ、特定の寺社の名前なんて局所的な意見ではありますが、パッと「京都四条の永福寺」と言われても分かりません。
じゃあ何と言われれば分かるか。

はい、京都四条、新京極商店街の蛸薬師堂です。
「四条の蛸薬師」と言えば、皆伝わるんでは?と思うのは私だけでしょうか?
と、改めてマップで見てみると同じ認識の方がいらっしゃって安心しました。
こちらのお寺は錦天満宮同様に新京極商店街の中にあり、地元民、大学生、観光客問わずで訪れ、道を歩いていても必ず目に付く立地ですが、観光目的の場所ではありません。
恐らく以前に問題があったのでしょう、境内には『撮影禁止』としつこい位に掛かれた張り紙があり、そういった目的の方はお断りとなっています。
そうは言ってもマップ等では境内を撮影した写真が散見されますし、中には「撮影禁止は寺の傲慢」と憤慨する意見もありますが、その場所のルールは所有者、管理者が決めるものであり、部外者がとやかく言うものではありませんのでどちらに軍配が上がるから分かり切った話です。

観光地ではない、で言えば、こちらは四条から少し離れた位置にある目疾地蔵、仲源寺さん。
建仁寺を後にして四条にある目的地の前に立ち寄りました。この後に蛸薬師堂へ行ってます。
仲源寺境内は蛸薬師よりも小さく、管理されている方自身も観光寺院ではないと言っている通り観光を目的にするには全く適していない場所です。
ただ、こちらのご本尊である地蔵菩薩の胎には聖徳太子の作った地蔵菩薩像が納められているとされ、また鎌倉時代に大雨が降り鴨川が氾濫した際にこちらの像に止水の祈りを捧げた所、雨が止んだ事から「雨やみ地蔵」と呼ばれて信仰を集めた。
その後、雨やみが変化して目やみと転じ、今の「目疾地蔵」となり目に関する病気を治すお地蔵様として今も信仰されているとの事。
上記の蛸薬師に関しても、癌封じ、病気平癒などでお参りに来る方が多いようです。
何時の時代もある共通の悩みではあるので無病息災等の御利益を謳う寺社は日本全国何処にでもありますが、気になる事がある方は行ってみてください。

車で何かしらトラブルが起きた際についうっかり忘れがちになるのが安全確認です。
ある意味では「それが一番大事では?」と思いますが、思わぬ事態に遭遇すると人はすっぽり抜けてしまう生き物なので、そういった時こそ、実際問題咄嗟には難しいと分かってはいますが、まずは一呼吸置くのが吉ではないかと考えます。
静岡県内の高速道路で、トラックのタイヤがバーストし、運転手が状況を確認しようとして降りた後に後続車に轢かれ死亡した事故が起きたそうです。
事後に通りかかったドライバーからの通報で警察や救急車が駆け付け、病院で死亡が確認されました。
状況から左後輪がバーストして路肩に停めて点検、その後何者かに轢かれたようで、現場にはトラックの物ではない車の部品が落ちていた事から轢き逃げの可能性が非常に高いと見られています。
車を降りた直後なのか、はたまた乗ろうとしたところなのか、何かしらで車の右側に居た時なのかは分かりません。
また、安全確認を怠っていたのか、安全に留意していたのにこうなってしまったのかも現状では分かりませんが、もしかしたら気を付けていれば防げた事故だったのかもしれません。
いずれにせよ、轢き逃げは重い罪なので一刻も早く犯人が捕まる事を祈るばかりです。
それではよい一週間を。
