現在の備前から8月の京都に話を戻し。
先週の六波羅蜜寺、そして六道珍皇寺を回り、この頃には「天気悪いけど雨は降らない感じかなぁ」なんて事を思いながら着いたのは、

臨済宗建仁寺派 東山 建仁寺。
建仁寺派であり、寺の名前も建仁寺である通り、臨済宗建仁寺派の大本山です。
六道珍皇寺に居る段階で天気こそ悪いもののまだ雨が降っていなかったのでこのまま降らなければ、とは思っていたんですが、ご覧のあり様でざんざん降り。

塔中の数、規模で言えば前日に見た妙心寺には劣りますが、その分建仁寺そのものの規模が大きく、見応えとしてはこちらの方が上ではないでしょうか。

建仁寺には有名なものが幾つかあり、本坊にはレプリカではありますが国宝に指定されている俵屋宗達の風神雷神図屏風、法堂である拈華堂の天井には日本画家小泉淳が2002年に描いた双龍図があります。
また、俵屋宗達繋がりで、こちらに置いてある風神雷神の屏風の本物は京都国立博物館に、そして同じく宗達が描いた杉戸絵(こちらは本物ですが)は京都国立博物館前にある三十三間堂廻り内にある養源院の本堂で拝観できます。
建仁寺境内はご覧の通り撮影可能、ですが、本堂など建物内部は撮影可、ただし動画撮影やSNSなどへのアップは禁止となっています。
ブログ担当も風神雷神屏風図を含めてキャッキャッしながら色々と撮影はしていますが、許可が取れない以上は出しません。
Googleマップなどで建仁寺内部の写真や動画をアップしている方が結構な数いますが、動画撮影禁止に関しては入館時にアナウンスされていますし、ネット上へのアップに関してもきちんと尋ねれば返答が返って来る話ではあるのでお気を付けを。
境内の庭園も広く様々な場所があるので、気になる方は行ってみてください。

便りとしては思い返せば先週から気温が下がっている感はありましたが、いよいよ本格的に寒さが出てきました。
そんなこんなで、日本気象協会の発表ではスタッドレスの準備を去年より早めにしておけ、という事です。
北国では既に必要な状態の場所も出てきているそうで、岡山でもこれだけ気温が急に下がった事を考えると履き替えはまだ時期尚早としても準備は要ると思われます。
ここから気温が逆戻り、というパターンも過去何度かありますし暖冬という事も想定されるので一概に「今着けろ」とは言えませんが、蒜山にしろ日本海側にしろ、確定で降るであろう地域に行く予定がある方は予定を意識しておくべきではないかと。
9月には値段も上がっていますし、物価が上がって財産は増えない悪循環が数年続いている状態でお財布事情も様々。
岡山の特に南部に限って言えばほぼほ無用の長物ではありますから、要ります要りませんは個々の判断個々の事情に委ねられます。
何だかんだで10月ももう終わり。
いずれにせよ避けて通れぬ冬の到来に合わせてどうするか。
天気予想とのにらめっこが始まります。
それではよい一週間を。