各々方、討ち入りで御座る

花岳寺でのあれやこれやを経て、戻ってきました赤穂城大手門前。

メインイベントにはまだ早い午前中。

花魁であったりヴィッセル神戸だったり野球クラブだったり、地元に絡んだあれやこれやが行進。

そして12時に始まったのは大名行列。

独特な掛け声を掛け合いながらゆっくりと進んでいく様は、当時の様子を忠実に再現したもの、ではあるそうですが、如何せん寒い。

画像では全く通じませんが、この時の気温は確実に15℃もあれば暖かいくらいの気温であり、長袖長ズボンでも寒さを感じる状況で薄布かつ中に何も来ていない事が伺える演者さんの姿は凄まじいの一言。

これが全員近隣住民だと言うのだから根気が違いますね。

参勤交代を再現しているこの行列の目玉、としては上の毛槍の投げ渡し。

悴んでいるであろう状態でもしっかりと投げて渡し、動きが鈍る事無く行列は進んでいきました。

続けて、まとめてモザイク掛けたので何がなんやら分からなくなりましたが日本オリジナルの大道芸である『南京玉すだれ』、

敵を欺くために山科の花街で遊び惚けていた大石内蔵助。その時を題材にした殺陣の演武をする東映剣会、

地元高校生などが参加する、忠臣蔵名場面の山車など、それぞれのイベントを経て。

14時23分、本日のメインイベントである義士行列が行われました。

「内藤さ~ん」「一課長ぉー」「内蔵助ー」他諸々。

様々な呼ばれ方をしながら陣太鼓を叩いて進む大石内蔵助。

名前を呼ばれる度に笑顔で返事をする姿は、当然お仕事という意識の元ではあるでしょうが、好印象ですね。

さてさて。

そんなこんなで長いようで短いような、やっぱり長かった気がする赤穂義士祭も終わり。

ついでに今年のブログ更新も終わりとなります。

来年も可能な限り足で稼いで話題を作って行こうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

それではよい年末を。