狐、猫、牛。あと、

歴史があり、それが長いと不思議な事もあるもので。

前回は木山の山頂にある木山寺のお話をしましたが、今度はその麓にある木山神社のお話。

前回紹介した木山の奥の院。

実は木山寺の奥の院ではなく、この木山神社の奥の院になります。

どうも調べて見ると木山神社は場所としては奥の院が本宮であり、木山寺と供に神仏習合の「木山宮」としていましたが、明治時代の神仏分離政策によって木山寺と木山神社に別れ、本宮をそのままに木山の麓へ遷宮したようです。

2つに分かれた経緯としては児島の由加山にある蓮台寺と由加神社と同じ話のようで、全国でも探せばこういう話は幾らでも転がっているのではないでしょうか。

由加山に関してはその後にてんやわんやがあるのでまた別と言うか、それはそれでの話。

同じ移動や分離でも似て非なる経緯や経過が見られるのもまたそれぞれの歴史。

傍から見聞きしている分には非常に面白い話です。

奥の院へ続く山道。

と言ってこの写真を見せると何やら山の奥の獣道みたいに感じますが、実際は木山寺の隣から直接上り下りできる舗装道路があるので、安心です。

そこまで距離が離れていないのでせっかくだから写真に収めて置きました。

境内にある獅子の下には結構リアルな猫の置物が。

看板犬ならぬ看板猫も居り、大変珍しい、とまでは行かずともなかなかユニークな面があります。

境内には稲荷があり、木山神社自体が牛頭天王を祀っている事から撫で牛も。

また、何やら最近やたら見聞きするお名前の方ゆかりの地だそうです。

因みに桜は見頃でした。

あと、帰る前に狸に遭遇しました。

一応、全国的に春の陽気、という事もあってある程度の地域ではタイヤも冬から夏への交換も進んでいます。

ただ、案の定というか、毎度の事、であってはならないのですが、タイヤ交換の件数が増えるのに伴ってまた脱輪の話が多くなってきている現状。

近年ではディーラーやメーカーだけでなく個人でタイヤ交換をする方も増えているのでトラックやダンプに限った話では決して無いですが、兎にも角にも前方の車への適切な距離感が重要になってきています。

中型以上の車に関しては特に左後輪の脱輪が多く報告されていますし、脱輪する前には走行ノイズではない異音やタイヤのがたつき、不審な挙動など事前のサインとなるものが見えたり聞こえたりする筈なので、お気を付けください。

勿論、すぐ目の前に走る車だけがそういう事になるとは限らず、反対車線の車や後ろの車、交差点などで真横から来る危険性もありますので、どちらにせよ何にせよ、車を運転する際には兎に角気を付けて、としか言えません。

最終的には自動車教習所で習った基本を守って行こう、という事です。

それではよい一週間を。