猫としてのプライド無いんかい

さて八塔寺ふるさと村最後の訪問は日吉神社。

日吉と書いて「ひえ」。

ひよし、びきち、にちよしとかでは無く、ひえです。

岡山県神社庁ホームページでは御祭神の名前などは書かれていませんが、調べてみると大山咋神、別名は山末之大主神で大きな山の所有者、山の地主神であり農耕治水を司る神様だそうです。

山の中、なので当たり前と言えば当たり前ですが、5月3日時点でご覧のように黄色の葉が見え、紅葉の季節には見事な光景が広がるのではないか、なんて予想しています。

そんな下山途中で立ち寄った日吉神社を出てすぐ側にあるのは宿泊施設である「八塔寺国際交流ヴィラ」。

で、その敷地内に居る猫。

首輪をして毛並みも綺麗。綺麗だけどそこら中で寝っ転がるわ低木に背中を擦り付けるわで何かしらが引っ付いている状態に。

挙句徐々にこちらへ向かって来て最終的に足にすり寄る始末。

目が合った瞬間に威嚇されるわ脱兎の如く逃げるわ、よりは非常に可愛げがあって良いですが、お前には猫のプライド無いんかい、とツッコミを入れたくもなります。

まぁ、気が済むまで撫で回しましたが。

家に帰ったら案の定で飼い犬が匂いを嗅ぎ回る状態となりました。

異常気象、である事は間違いないでしょうが、今現在6月20日。

言うまでも無く梅雨の真っただ中であり、本来であれば1週間ほぼほぼ雨模様で世の中の主婦が日夜洗濯物の処理に困っている時期です。

が、今週を振り返ってみても雨はほぼ降らず、どんよりとした瞬間こそあるものの、運が良ければ窓を開けて寝ていても良い程度には雨の心配が要らない状況。

とは言え、世の中にはゲリラ豪雨と呼ばれて久しい突然の雷雨現象が起きる様に、また経年劣化で日本中の水道インフラに難が出始めている状態ですので、何時何処で水浸しの道路を走行する羽目になるのか分からないのも事実。

人間で言えば膝上まで浸かる浸水に関してはもう手遅れですが、例えば踝、そこまで行かずとも道にできた水溜まり程度のものが延々続いている状態であれば、怖いのがハイドロプレーニング現象です。

簡単に言ってしまえば、水の膜で疑似的に宙に浮いた状態、もしくは氷の上に居る状態で、こうなると本来あるべき地面との摩擦が0となり、マンホールや道路の白線など比較的取っ掛かりとなるものが無い場所でスリップする現象の事です。

新品タイヤなどの溝がしっかりとあるものの場合は排水性があるので、ハイドロプレーニング現象の被害に遭う確率はそうありませんが、使い込んで溝が小さいものなどはそうもいきません。

この現象自体は普通の道路上で起きるかと言われれば、恐らくそこまで心配するものでもありませんが、やはり道路にある凹凸の少ない物や場所の上では危険しかありません。

可能であればタイヤ交換、ですが、普段から道の状況を把握して、雨脚が強い日などは注意して走行するくらいしか対処のしようがないのも事実です。

梅雨が明けるまでにどれだけの雨が降るか分かりませんが、1年を通して一切雨が降らない事態は現状考えられないので、いつ、どう降っても良いように備えておいてください。

それではよい一週間を。