名前は知っているけど、何をした、している人なのかは知らない。
ある程度人生を過ごしているとそんな人物が何人かいると思います。
例えば岡山県民であれば、夢二。
大正ロマンと呼ばれる明治から昭和にかけて活躍した詩人であり画家。
そして「大正の浮世絵師」とも呼ばれ、大正ロマンを代表するとまで言われる竹久夢二です。

暇を持て余したこの日最後の訪問地は、邑久町にある夢二郷土美術館、その夢二生家記念館です。
ブログ担当は来館当時竹久夢二に関して全く興味なく、道なりにあるから行こうくらいの気持ちで訪問しており、このブログを書いている今現在でも夢二本人には余り興味が無いです。

ただ、性と言うべきか何と言うか、一度きちんと認識して指先だけでも触れてしまうと非常に気になる質ではあるので、夢二作品に関しては今現在敏感になっている事実もあります。
夢二自身、ややシスコン気味、結婚と離婚を数度繰り返すなど現代の価値観で言えば結構アウトな人生を送っているようですが、作品自体の評価は当時から高くあったようで、
児童雑誌や詩文の挿絵
詩・歌謡・童話の創作、特に詩『宵待草』には曲が付けられ大衆歌として全国で歌われるものになった
更には、多くの書籍の装丁、広告宣伝物、日用雑貨、浴衣などのデザインも手掛けており、現在日本に於けるグラフィックやデザインにも多大な影響を与えている存在
と、なかなか高い評価をされています。
夢二の描く美人画は「夢二式美人画」と呼ばれる程に独特なものであり、男性だけでなく当時の女性からも絶大な人気を博していたようで、江戸時代の浮世絵とは違う新しい美人像の流行ともなっていたそう。

生家記念館では一部を除き写真撮影OK。
撮影同時で言えば、今月末まで開催される蔵を改装して作られている特別展示室内は夢二直筆の作品があるので写真撮影NGとなっており、その他で展示されている物はOKとなっています。
写真撮影OKではありますし、ネット上を見ると結構な数で室内の写真や動画が出回っていますが、今回はSNS等に投稿して良いかどうかの確認が取れていないので念の為、作品等が映っている室内の写真は掲載しません。

チケット販売、喫茶店、売店を併設したこちらでは、夢二や作品をイメージした創作和菓子も楽しめます。
今回は煎茶をいただきました。
この他、抹茶やコーヒーなども選べ、煎茶は急須、抹茶は器といった形でそれぞれ違う3種の中から選ぶ仕様になっています。
お近くに寄られた際には行ってみると、また面白い出会いになるかもしれません。

ISO君、また君かぁ。
と、突然往年の学校の先生みたいな出だし。
もう飽きたレベルで当ブログのタイヤ関連スペースで登場する北海道でまたしても脱輪事故です。
ニュースになっている動画や写真を見る限り、今回脱輪したのは中型のトラック。
そしてこちらも界隈ではよく聞くISO(国際標準化機構)が規定したナットを使用した物で左後輪が脱輪したようです。
記事を読むと事故車は2ヶ月前にディーラーでタイヤ交換をしており、この会社は毎日の点検を実施していたそうですが、警察の見解ではナットの緩みが原因だろうと予想しているとの事。
現状、実際のところはどうであれ、脱輪が起きてしまっている以上は何かしらの原因があったのは確実であり、事故が発生しているので言い訳は利かないのが現実です。
全く関係の無い傍から見ていると「気を付けよう」としか言えませんし、同業者・界隈の事業者としては「気を引き締めよう」としなる話。
ユーザーの皆様は巻き込まれない事、当事者にならないようにお気を付けを。
それではよい一週間を。