縁も所縁も色々と

続いて訪れたのは7人の小人寺。

ではなく、浄土真宗 鶴山御坊 妙願寺。

山号は法雲山なので、正確を期すならば浄土真宗 法雲山 妙願寺です。

前回訪れた泰安寺に比べれば規模の小さなお寺ではあるんですが、ここもかなり歴史と縁深い場所の様で、妙願寺を建立する切っ掛けとなったのは妙向尼という女性で、織田信長と石山本願寺の和睦に奔走し、本願寺の危機を救った方。

この妙向尼と言うのが長年織田家の仕えた森可成の妻、そして信長と共に本能寺の変で没した小姓である森蘭丸・坊丸・力丸、小牧・長久手の戦いで戦死した「鬼武蔵」こと森長可、津山藩森家の祖である森忠政の母親となります。

妙願寺は元々金山城下、現在の岐阜県内にあったもので、これは本願寺との和解の際に信長が「金山城下に浄土真宗の寺院を建立、森家の子息の一人を出家させる事」を条件にしており、この際に後の津山藩初代藩主である森忠政が僧形として建立させたものだったようですが、忠政以外の男子が皆逝去。

結果として忠政は金山城の城主となった事で他家に嫁いでいた長女、碧松院の子を出家させて初代住職に据え、最終的に忠政が津山藩に入封された事で妙願寺もこちらに移ったようです。

またこちらのお寺は美作国触頭とされ、触頭とは「本山及びその他寺院との上申下達などの連絡を行い、地域内の寺院の統制を行った寺院」を指すようなので、旧美作国の浄土真宗に於いて結構な地位に居た場所だった模様です。

境内に関してはそこまで詳しく書かれた文献等が無いので、行っただけではここまでの話は分かりませんが、それでも歴史に縁深い場所ですので訪れてみるのも良いのではないでしょうか。

いつもの事。

では困りますが、稀にあり、稀に目撃もする事案です。

旧Twitterこと、現Xで「バスのタイヤが膨らんでいる、これって大丈夫?」といった投稿がされたそうです。

実際の投稿を目にする事は出来ませんでしたが、サイドウォール、タイヤの横面が不自然に膨れている画像や、それを撮影、または何かしている動画が数件見られます。

ただ、専門家、と言うほどでは無いですが、タイヤ業界に身を置くものとしては、そういう状態のタイヤに近付く、或いは手で触れる、ましてやカッターナイフで切るといった行為は自殺行為となりますので、今すぐに止めましょうと言います。

タイヤの膨らみは、稀と言ったようにそう起きる現象ではありません。

そして、それが起きている、と言う事は今その瞬間にも爆発する危険性を示しています。

乗用車でも危険極まりない状態ですが、大型タイヤともなれば、人が簡単に吹き飛び、鼓膜は確実に破けます。

近年では俗に言うバズ狙いでそういう物珍しいものに対する警戒心が低い方も見られ、不用意に近付く事が増えていますが、命の危険に直結する事象ですので止めましょう。

バズは一瞬、怪我は一生。

なってから後悔しても遅い話ですので、皆様もお気を付けください。

それではよい一週間を。