ようやくと言えば良いのか、梅雨入りしてしっかり雨が降ってきています。
イベントが無い無いと言いつつも何かしらのものはあります。
昨日は岡山県立美術館で開催されている『北斎と広重 富嶽三十六景への挑戦ー江戸東京博物館よりー』を観に行ってきました。
葛飾北斎と歌川広重、浮世絵師の中でもネームバリューのある2人の作品展という事もあって結構な人数方が来館されていました。
展示会のタイトルともなっている富嶽三十六景の他に忠臣蔵や北斎漫画、広重の風景や人物画など、それぞれの代表となる作品などが多数展示されています。
ごく一部写真撮影不可でほぼほぼ写真撮影可能というなかなか見ない展示の状況で、営利目的での複製と配布でなければ良いという事で、見つつ撮りつつという人が多かった印象です。
また、三十六景の中でも特に有名、歴史の教科書でも出てくる大波の絵『神奈川沖浪裏』、赤富士の別名でも呼ばれる『凱風快晴』、凱風快晴の赤富士に対して黒富士と呼ばれる『山下白雨』。
三十六景の代表作とされる三大役物が揃う最後の日、という事もあって余計に盛況となったようです。
凱風快晴と山下白雨に関しては昨日までの公開となっており、今日からは神奈川沖浪裏だけですが、こういった作品が岡山で観られる機会はそうそうないので、気になる方は行ってみては如何でしょうか。
茨城県で大型トラックのタイヤが外れ、対抗車線のトラックに激突、運転手が負傷する事故が発生しました。
その事故に絡んで同じく左後輪の脱輪事故が増えている旨の記事が掲載されています。
普通車でない事に安堵すべきか、トラックやバスなど中型以上の車での事故が相次いでいる事に危機感を覚えるべきか、捉え方次第な話です。
近年頻発している大型の脱輪事故で、今回の場合はJIS規格の可能性もある書き方をしていますが、よく見聞きするものとしては圧倒的にISO規格のナットが多いです。
簡単に言えばJIS規格は後ろ2枚のホイールをそれぞれ内ナットと外ナットと呼ばれる2種類のナットで締め、ISOは2枚のホイールを1種類のナットで一緒に締めます。
こうも脱輪が相次ぐと2枚のホイールを1つのナットで締めるISO規格が悪い、とも言える話ではありますが、既定のトルクできちんと締付を行えばそうそう外れるものでもないので、いざ事故が発生した場合、ドライバーの過失か整備不良の可能性も捨てきれない話となります。
しかし、整備を担当する会社や個人の責任も十分に重い話では当然あるので、気を付けて行かねばなりません。
明日の我が身と考えつつ、こういった事故が無い世の中になって欲しいと思うばかりです。
それではよい一週間を。