藤、牡丹……カエル

前回に引き続き、八塔寺ふるさと村での話題をお届けします。

狛犬ならぬ狛蛙。

そんなお出迎えで始まるのは、高野山真言宗「恵日山」高顯寺。

一応の観光地化している地域にはありますが、御朱印などは無く、国宝が納められている訳でも無いのでむやみやたらに突撃する場所ではありませんが、本堂前には蛙が鎮座し、

住職が住むスペースが併設された客殿の前の駐車スペースにはまだちょっと見頃には早い藤、

そして庭には牡丹が咲いていました。

本堂、客殿ともに閉め切られていたので、事前に連絡するなりしなければ入れませんが、何やら車で出かけては帰って来てと忙しくされていたご住職にたまたま声を掛けて頂いた上に更に缶コーヒーまで頂いてしまい恐縮してしまいました。

「何も無いけど」とご本人が言っていた通り、本堂拝観だとか本尊拝見ができるイベントなども無い場所ではありますが、むしろそういった事をしていないのが自然な感もありますので、これはこれで良いのでは?とも思います。

ただ、毎年1月15日には火渡りを開催されているそうなので、その日を狙って行ってみるのも良いかもしれません。

その頃には雪が積もっているかもしれませんが。

悪い事をすると天罰が下る、かどうかはその時々、それこそ運次第です。

栃木県日光市内の資材置き場でタイヤやホイールを盗まれる被害が発生したそうです。

ただ、こちらの事件、持ち主が作業中に起きた事で、物を音に気付き現場を離れるトラックを発見。その後追跡した結果、近くで横転して敢え無く御用となりました。

一週間程前にも、浅川商会の近所という程近い場所でも無いですが、比較的近い地域で現金を盗んだ挙句逃走中にパンクして近くのタイヤを盗んでスペアに使おうとした話もあります。

こういう話を見聞きしていると「あぁ、やっぱり悪い事をしても上手くいかないんだなぁ」と思う一方で、事件そのものは表沙汰になっている、もしくは実際に被害にあった地域内でしか知られていないという違いはあれど、盗難や傷害といった事件に発展して今でも犯人が捕まっていないニュースは幾らでもあります。

或いは、自分たちの知らない所で既に因果応報となっているかもしれませんが、何事も知らなければ存在しないのと同じですし、出た被害が補填されている訳でもありません。

それこそ、人気車種が盗まれて、分解され、輸出される一歩手前で発見されたニュースなどはその最たるものではないでしょうか。

悪事を働く者に災いあれ、と呪ったりはしませんが、こういったニュースが特に頻発している昨今。

少しでも多くの犯人が捕まり、そして一件でも多くこういう事件が起こらない事を願うばかりです。

それではよい一週間を。