朝に着いて昼を取り、何やかんやと歩き回った西大寺を後にして。

少々時間を気にしながらも気の向くままにウロチョロしようとして辿り着いたのは竹原にある天台宗 明王寺。
観光地化していないお寺という事もあって比較的こじんまりとした境内ですが、

階段が長い。

角度のせいもありますが、上から見ても下が見えない程に長く急な階段です。
その分大変見晴らしは宜しいが、体力と足に難を感じる人には辛すぎる場所。

とは言いつつも、左に行けば階段、右に行けば車で行ける駐車場があるので、行く分には問題ありません。

県道沿いにある看板にはより手前に駐車場があるとは書かれていますが、チェーンがされており、恐らく祭事などでもない限りは使用できないので、車でお越しの際は素直に上の広場まで上がるのが吉。
目に見えて観光地ではないので、お参りの際はマナーなどに気を付けて行ってみてください。

スペア交換はそういう用意が無い場合、もしくはそもそもそういう事態に見舞われなければ用が無いです。
が、無ければ無いでその「いざ」という時に困るのもまた事実。
とは言え、昔は新車購入の際にはセットで必ず付いてきていたスペアタイヤですが、今では追加オプションですし、在ったとしても応急キットというバルブの口から直接注ぐ液体が主流になりつつあるそう。
応急キットにも消費期限はありますが、それでも数年単位で使えますし、スペアタイヤの様にその都度空気の充填をしたり年数を確認する必要もそうそう無いです。
ついでに言うと、保管しているのも缶なので致命的な欠陥でも無い限りは容器が膨らんで爆発する、なんて事態も基本考える事も無い。
大型車で無ければそう変わるものでも無いですが、キット自体が軽量で燃費に影響する事も皆無。
良い事尽くめではありますが、致命的な欠点としては、いざ使う場合、タイヤの中が物凄い事になってしまう事です。
中身はシャバシャバの白い液体なので、注入した瞬間から中で飛び散りますし、時間が経てば固まる性質もあってホイールにこびり付く、更にはタイヤとホイールは精密機械には遠く及ばないもののかなり繊細な部分があるので、タイヤとホイールの間にゴミがあるとエアー漏れの原因になるので除去が必須。
キットを使ったタイヤは使えない訳では無いですが、タイヤ内側を完全に綺麗に掃除をして尚且つパンク修理をする手間を考えれば新品なり中古タイヤを購入して付けた方が総合的に安くなるので基本廃棄となります。
一番はスペア交換しなければならない事態にならない、次点できちんとスペアタイヤとレッカーサービスを含めたその交換手段を確保、最後に応急キットの使用、といった順番になるかと。
何事もそうですが「いざ」で困らない様にしっかり準備していきましょう。
それではよい一週間を。