麦わら帽子がもう消えて、赤いトンボももう消えた

前触れの無い急な変化は誰もが嫌う話ではありますが、今の気温は正にそれなのではないでしょうか。

先週末の雨から温度が一気に下がり、ほんの一週間前までは掛け布団こそ要るものの、場合によっては朝起きて蹴り飛ばしているなんて事もあった朝のはず。

それが掛け布団一枚ではやや心もとなく頭や足先が寒さを感じて起きた記憶すらある状態になっています。

順調に、ではあるものの、秋をすっ飛ばした感が非常に否めない冬の訪れに、体が困惑しているのをまだ数日ではありますが感じています。

本日の岡山の最高気温は13℃。

ぐうの音も出ない程に寒さを感じ、言い訳できない位に冬の気温です。

とは言え、まだ13℃でもあり、今週は半分ほど雨の予報が出ていますが雪が降るまでもありません。

現段階では月末まで10℃から20℃の間を行ったり来たりと上昇と下降を繰り返すよう。

岡山、それも市内を含めた比較的南の地域に限って言えばしばらくは雪の心配はなさそうです。

それでも。

鳥取の運送業者の間ではもう既にスタッドレスの履き替えがほぼ終わりを迎えているようで、県北でもそういった動きがあると予想されます。

県南でも積雪が無いだけで毎年夜明け頃や朝の早い段階では前日の雨や霜の影響で路面凍結が起きる箇所が多くあります。

また、夏場ではスタッドレスの天敵であった濡れた白線などが、逆に夏用タイヤの天敵となりますので、そちらも注意が必要になります。

岡山県南は何処の地域も基本的にスタッドレスを必要としません。

それでも毎日使っている道路の中にも遭遇していないだけでスタッドレスが必要な場面というのは必ずありますので、気を抜かずに安全運転でいきましょう。

スリップした際は、決して慌てず騒がずにハンドルを絶対に切らず、ブレーキはゆっくり踏む。これを忘れないでください。

下手にハンドルを切るとあらぬ方向に曲がり、急ブレーキを掛けると逆に滑って前に出ます。

余計な事故が発生してしまうので、どれだけ怖くてもそれだけは守ってください。

それではよい一週間を。