季節色々

物心付いた時には全く興味が湧かず、気にも留めずで生活しているもの、というのは結構あります。

とは言え何度も聞いていると自然に覚え毎年のイベントであったり、風習や生活の一部となれば否が応でも覚えていくものも数多くある訳で。

例えば全ての人がそうだとは言いませんが、奈良県民は山や地形を見るとそこが古墳かどうかを判別できるある種の特殊能力が備わっているそうです。実際、知人が近所の山を見て「ここは古墳?」と尋ねられた事があります。規模は小さいですが茶臼山古墳と呼ばれる列記とした古墳で、地域住民は当たり前に知っていますが移住してきた方などで存在を知っている人はそう居ません。

岡山県、ないしは岡山市民で会陽と言えば裸祭りこと西大寺会陽ですが、2月3日の土曜日に岡山市北区金山寺にある金山寺にて金山寺会陽、1週間後の10日土曜日に美作市林野にある安養寺で安養寺会陽が行われました。

西大寺の裸祭り同様に2本の宝木を褌姿の男衆が奪い合い、福男が宝木を寺に納めるものでどちらも4年振りの開催ともあり、それぞれ300人と700人の参加で盛り上がりを見せたようです。

住んでいる地域が違うのと、近くに物心ついた頃から『日本三大奇祭』と称される祭りがあり、なおかつローカルニュースを余り真剣に見ていないのもあって、岡山県内で西大寺以外に裸祭りを行っている所があるとは知りませんでしたが、今週17日に西大寺会陽が行われる事を考えると探せば24日にまた県内の何処かで裸祭りがあるかもしれません。

また調べて見ると岡山県内で西大寺の他にも寺の名前がそのまま土地名になっている場所があり、建部町豊楽寺、岡山市大安寺、北区法界院、北区金山寺、北区日応寺、総社市総社、津山市国分寺などの土地があるようで、こちらもより詳しく探せばもっと多くの地域があるかもしれません。

下の画像は金山寺にある中庭。

寒い寒いと言いつつも、花粉の予測が出ているなど春に向けた情報が出ています。

沖縄などの気温が高い地域では梅の開花予想などもありますが、暖冬の影響で先週東京などでも桜がポツポツと蕾をつけ、ものによっては花開いている部分も出ているようです。

高くて困るという程では無いにしろ気温の高い日がそれなりにあり、日中の気温では日向に居れば暖かさすら感じる状況で岡山県内に限った話ではありますが、雪の話題を聞く事がめっきり減りました。

減ったとはいえ積雪自体はありますし、話題に上がる様な事案が発生していないだけで関連の事故は起きているのでしょうが、こういったものはニュースで取り上げられない限り耳に入ってきません。

また、ネットニュースなどではやや風化しつつあった脱輪の話題も出ており、その中ではタイヤ交換などで脱着してから2ヶ月後の脱輪が発生して、なおかつ個人での作業だけでなくディーラーなどのプロが行っても同様の事が起きている、という話です。

実際去年の11月、12月の内でタイヤメーカーが作業したもので作業後に3件の脱輪が発生したケースがあった話を聞いています。

過度に不安を煽る気も、不信感を与える気もありませんが、こういった事案が一定数あるのは事実でありこちらも十分に気を付けなければならない話になります。

あと1ヶ月もすればまた夏用タイヤに戻すシーズンが来ます。

その時々の状況次第ではありますが、予約などが取りづらい時期になりますので今装着しているタイヤの状態を踏まえた上で適切なタイミングでの交換をお願いします。

それではよい一週間を。