に続くのはさて山椒の木か20世紀か。
ブログ担当個人として先に来るのは20世紀ですが、言葉の元ネタとしては山椒の木です。
どんな言い回しだ、とも思いますが、非常に驚いた時の表現ですね。
で、本題ですがまずはこちらをどうぞ。

トンネルの上に寺社が建ってる、或いは寺社の下をトンネルが通っている。
ある程度寺社を回ったり興味を持ったりすると、長いだ広いだ墓だらけだなどの凡そのパターンというものが分かりますが、これはそう無いパターンではないかと思われます。

こちら、阿知神社と同じ倉敷美観地区内にある真言宗御室派「宝寿山」観龍寺。
入り口にある看板には「別格本山」と書かれており、また、たまたま一緒のタイミングで門に居た老夫婦の会話
「別格本山って何だろう?」
「そりゃあお前、別格なんじゃろ」
みたいな会話を聞いて、はて別格とは何ぞや?と今更ながら疑問に思ったので調べてみれば、
そもそも「本山」はそのお寺の格を表す用語であり、所謂かつ雑な言い方するとヒエラルキー。上から順番に総本山、大本山、本山、末寺の順番。
但し、宗派によっては総本山が無く、大本山が一番上に来るものもあるので、大雑把な解釈としては総本山≒大本山、本山、末寺という形になる。
との事。
で、別格本山は何処かと言えば、大本山より下であり本山より上の地位にあるようなので、先ほどの関係図で言えば丁度真ん中に来る場所だそうです。
会社で言うならば、総本山や大本山は社長や役員、別格本山は本部長クラス、本山が部長から主任など、末寺は一般社員と言った具合でしょうか。
実際の寺格は更に多いのでより複雑ですが、兎に角、本山と単語が書かれていればその宗派に置ける中心の役割を果たす寺院であり、何も書いていない場所は基本的に末寺という事です。

そう言われてみれば、本山と書かれていない場所は小規模な所が多く、無人のお寺が多いような気がしなくもない。
中には足守の大光寺の様に、藩主の菩提寺であるにも関わらず無住となって荒れ果てたものもありますので、こういった形でしっかりと残り整備もされているのは良い状況でしょう。
あと、広い寺社にはやはり青空が映えるな、と。

最近、どころの話では無いんですが、詐欺が多いのは皆さんご存じだとは思います。
よく聞くものでは、投資詐欺、振り込み詐欺、身内などを語って行われる特殊詐欺全般、近年らしいもので言えばフリマアプリで掲載されている商品とは別の物が届く詐欺などなど。
上記の例に漏れない話ではありますが、何やらタイヤに関連した詐欺が発生したそうです。
タイヤで詐欺とは?とここだけ聞くと頭を捻りますが、ものとしては単純に「廃タイヤのリサイクル事業を立ち上げるので、その為の資金をください」という投資詐欺になります。
事業が失敗したならばよくあるお話ですし、詐欺であっても嫌な話ですがよくある話。終わってみれば「出す方も出す方、やる方もやる方」と傍から見ていたら思って片付けてしまう出来事ですが、実際にやられる側としては堪ったものではありません。
正直、何かしらのセミナーなどでこういう詐欺に引っ掛かる人は申し訳ないですが「なんで?」と言われても仕様が無いと思いますが、知り合いから言われると付き合いの程度にも寄るとはいえある程度は仕方がない話ではないかとも思います。
それだけお金に余裕のある人同士の話なので、ブログ担当には一生縁の無い話ではありますが、対岸の火事だなんて思っているとある日突然巻き込まれる可能性はあるので、皆様もお気を付けください。
気を付けましょう、何事も。
それではよい一週間を。