日本一を謳う藤公園を見て回り、帰ろうかどうしようかなんて考えながら車を運転していましたが、目に付いて「あ、そう言えば」と思い出した場所があるのでそこへ。

トライポフォビア、俗に言う「集合体恐怖症」の人からすればゾッとする光景。かもしれません。
という訳で、田倉牛神社です。
岡山県内でも幾つかある建築物が無い形で本殿、または社殿が無い寺社の一つであり、備前焼の牛をお供えする独特の参拝方法で有名な場所。
今現在は家内安全、五穀豊穣、商売繁盛など祈る場所ではありますが、元々は牛頭天王を祀り、疫病や天変地異といった厄除けの神社が始まりとされています。



牛を祀る神社とあって、ご神体である山の様に積み上がった牛像の他にも幾つかの場所に牛を備えている場所が散見されます。
参拝方法としては、ご神体の場所にある牛を持ち帰り、願いが叶った際に持ち帰った牛と授与所で頂く新たな牛をセットにしてお供えする。近年では参拝時に新しい牛を持ち帰る方法も良しとされているそうです。
「願いが叶ってないなら、最悪死ぬまで持っていても良いのでは?」なんて思ってましたが、どうも軽く調べてみるとサイクルはお札と同じ1年くらいのようです。
まぁ、普通に考えればそうなりますね。
お札も、持ちすぎると厄が憑くとかで大体1年周期でお焚き上げや交換するものですし、牛像を神棚に飾っているお家では祭りの際などに持ち寄ってお供えと取り換えをしているみたいです。
境内の広さは程々なので凄い、圧巻といった印象を受ける場所でもありませんが、備前周辺の人間としては一度は見聞きする場所ですし、お参りしてみるのも良いのではないでしょうか。
蛇足ですが、こちらの神社、一切の殺生が禁じられている場所となっていますので、その辺に生えている雑草一つでも抜いてはいけません。
お気を付けを。

SUVは危険。
何を言うてるの?という話ですが、そういう事らしいです。
何やら海外ではSUVを始めとする大型乗用車のタイヤの空気を抜く環境保護団体が居るそうで、そちらの主張としては車の空気を抜く行為は「気候変動、大気汚染、危険な運転者から市民を守る」という崇高な理念に基づいたものだそうで。
当然、所有者ではなく、所有者の許可なく空気を抜く事自体が法に触れる行為なので一般的には「悪」ですし、そもそも、大型乗用車の空気を抜く程度の事で上記3つの事柄から市民を守るにどう繋がるのか、という疑問が湧きます。
それを言うならば、まだジャストストップオイル、近年よく話題を見る、そこら中に塗料を塗って回る、道路を勝手に封鎖して通行妨害をする方々の規模感での行動の方がまだ効果は出ると理解できます。
理解はしますが、じゃあ賛同するかと言われれば当然「車の交通量そのものが減ってすらいないのに変化が出る訳もなく」という事でNOですし、結局、道路の封鎖自体が本来1時間で止まっていた筈のエンジンがそこから10分、20分と余計なガソリン消費を促しているので、言っている事とやっている事がちぐはぐ過ぎて最早何とも言えないのが本音ですね。
浅川商会も車業界、タイヤ業界の会社なので、こういった環境破壊どうのとは間接的に関わり合いのある職種ではあります。
とはいえ、率直に言って浅川商会自体でできる事はたかが知れているので、大部分は大手企業などにお任せするしかないのが現状。
少しでも早く、より良い方向にいってくれる事を願っています。
それではよい一週間を。