法界院から長泉寺、そして伊勢神社を経由してやってきたのは今回のメインの2つ目。

おかめ

もとい、瑞雲寺。
御覧の通り今日一番の小ささを見せる境内ですが、ここは何かと言えば、あの小早川秀秋の墓があるお寺です。
そう、小早川秀秋。
最近でこそ評価が変化しつつあるものの、定説となっている資料やそれを元にキャラメイクされた小説、大河ドラマなどの影響で優柔不断、臆病者、裏切り者、アル中などなど散々な言われようをしている戦国武将。そして、色々な親を転々として人生設計もまともにできなかった不幸な人、小早川秀秋です。

以前にも話題に挙げた上の画像、足守にある木下家(高台院、北政所でお馴染みのねね様の実家)の菩提寺である大光寺、その霊廟が公開された際に、この場所の存在を知り、つい最近まで忘れていました。
GW楽しみだなぁなんて考えつつ、何処へ行くか、そうだ法界院に行こう、あ、ついでに思い出したから小早川の墓行くか。
と言った具合に行くことにしました。
前述の通り、広さは全くなく、観光するという場所では無いので興味の無い人からすれば全く価値の無い場所です。
が、個人的には屋根瓦がおかめだったり、一件獅子ぽい感じの恐らく鬼だろうなって存在が遠目に見るとピースしている様に見えたりとなかなか面白い場所でした。
またこちらのお寺、秀秋の墓自体は本堂の中にあるそうで、普段は一般公開されていません。
ですが、年に1度、秀秋が没した10月18日には法要が行われ、特別に拝見できるそうでご存じの方は結構訪れるそうです。

ただ、やっぱり思うのは、
お前なにわろてんねん!!

今更言うまでも無く、浅川商会はタイヤショップです。
なので、基本的にタイヤの話しか出しませんが、今回はタイヤ、というよりは車体の話。
最早この手の話題でお馴染みとなりつつある、北海道札幌市内でダンプの左前輪から出火。
最終的に脱輪して、燃えたままのタイヤが歩道に侵入する事故が発生したそうです。
タイヤの出火事態は、パンクやバーストをしたまま走行し、発火点を越えたタイヤに着火。ただ、高速で走行している時には強風に煽られて火が燻っている状態のものが止まったり速度が緩んだ瞬間に勢いよく燃えるパターンはあります。
ただ、今回の件で言えば、どうもタイヤよりも車体、正確に言えばタイヤとホイールが付いているドラム付近から先に発火しているようで、恐らくは何らかの故障や不具合でブレーキが掛かった状態のまま走った結果、強い摩擦が起きて高熱になり発火し、足回りに刺している油に着火して炎になったのではないでしょうか。
この手の事がなかなか起きないか、と言われればそうではなく、乗用車でもサイドブレーキを掛けたままであったり、ブレーキが利いたままな状態で走るというのは起きる話。
それこそ、浅川商会でタイヤ交換をしている車でも、一ヶ所だけ変なタイヤの摩耗をしているので見てみたらブレーキが利いたままだった、という事は年に何度かあります。
こういう事は車に一番乗っているドライバーが気付かなければなかなか発覚しないものですが、何かを引き摺ったような音、明らかに出発の際の反応が悪いなど、明確に症状が現れるまで気付く事ができない場合が多いです。
毎度の事ではありますが、何か違和感を覚える、不安を感じる事があれば最寄りの、もしくは自分が普段行っているディーラーに相談してみてください。
何かあった後では遅い事ですから、チャンスがあれば積極的に活用してください。
それではよい一週間を。