わかりにくい

場所が。

何処と言えば、

前回に引き続きの夢二生家記念館です。

画像は生家記念館駐車場横にある少年山荘。

こちらの山荘は実際にここにあった物ではなく、晩年に夢二自身がアトリエ兼住居として設計して東京に建てた物を、当時を知る次男の不二彦氏監修で復元したものになります。

で、何がわかりにくいって、この夢二生家記念館の場所そのものが。

マップを調べて頂ければ分かりますが、こちらの記念館は集落の中にすっぽり埋まっており、道路標識で掲載こそされていますが、うっかりすると道を間違えます。

また、駐車場を含んだ少年山荘は(有)武久守商店という張り子の虎を製造されている会社の敷地内にあり、生家に至ってはそこの敷地を出て橋を渡った先にある状態。

一瞬入って良いのか迷うわ、何処へ行けば良いのか迷うわ。

ぼーっと歩いているとうっかり全く関係の無い民家に侵入しそうで結構スリリングです。

スリリングと言えば、ブログ担当は祖父母の家でも見慣れている昔ながらの家にはあるある、足場が狭い上に急な階段。

子供心に「怖ッ」ってなりましたし、足腰が弱ったらとてもじゃないけどまともに上り下りできないだろうと今は思いますね。

それでも、少年山荘自体は「あ、自分もこんな家に住みたい」と思う部分もあり個人的には好きな建物でしたし、各部屋ごとに実際に夢二が描いた部屋のスケッチが置いてあったりと見ていて楽しいものでした。

(あんなアトリエと書斎がある家に住みたい……)

※注意として、こちらの山荘では展示番号1・2、玄関を入って直ぐにあるアトリエと書斎は撮影が禁止です。観光案内などを除いてGoogleマップなどで撮影されたものが上がってますが、怒られるやつですのでお気を付けを。

オールシーズンタイヤが普及し始めて数年。

通年で履け、夏の道も冬の雪道も行けるタイヤとして特に近年広く普及している訳ですが、やはりと言うか誤解が多々あるのも事実です。

何事にも限度、というものがあるのが実際の所で、オールシーズンタイヤもその例に漏れません。

この話題になると毎度言ってはいますが、夏にも対応して、尚且つ冬にも対応している、と言う事は、夏に必要な部分と冬に必要な部分をある程度は犠牲にしているという意味にもなります。

とは言え、夏場に関して言えばそこまで極端に差があるものでもないので、そこまで気にせず乗っていけますが、冬に関して言えば大きな勘違いが発生しているのが現実。

オールシーズンタイヤ=冬の雪道に行けるタイヤ、といった認識は間違いでは無いです。

実際にメーカー側もそれを謳っていますし、そうでなければ夏も冬も行けるとは言いません。

ただ、冬場の高速道路などで規制が掛けられた場合にオールシーズンタイヤでは走行できない場合があり、メーカー側でもオールシーズンタイヤの説明、HP上で特集を組んでいる場合には凍結路面の走行はNG、とまでは言いませんが△印を出しているのが現実です。

逆にオールシーズンは〇ですが、スタッドレスではドライとウェット、つまり日常的な乾いた地面と濡れた地面が△とされていたりしますので、そこはやはり一長一短ですね。

オールシーズンタイヤの中にもグレードというか幅があり、スタッドレス相当の能力がある製品であれば規制が掛かっている場所でも走行が可能になります。

ただ一点。

全車両チェーン装着規制が掛かっている場所に関しては、例えスタッドレスであったとしてもチェーン装着が義務になりますので、その点も合わせて一度確認しておく事をお勧めします。

それではよい一週間を。