岡山貫通の旅 ①

折角の2連休。

何をしようか考えて、端から端へ行ってみました。

端から端、と言いつつも、実際は浅川から奈義までの約70kmを弾丸で行くだけですが、道に迷いつつナビを確認しつつで大方2時間の移動です。

目的は前回もお話した奈義町高円にある菩提寺、その境内にある大イチョウ。

高くそびえる大きな木が黄色一色に染まる光景は圧巻なものでしょう。

さてどんな光景か。

と、御覧の通りまだ見頃には早かったようです。

実際に足を運んだ2日前に「まだ青い」という話を聞いていたので、ある程度は予想と覚悟をしていたのですが、その2日の間で結構気温が下がった事もあってほんのちょっぴり期待して行きました。が、見事に裏切られた形です。

それでも「大イチョウ」と言われるだけあってその姿は非常に大きく、人間とは比べ物にならない圧巻のスケール。

実際に見た事が無いので安易な比較しかできませんが、有名な屋久島の大杉もこれくらいのものなのだろうかとつい想像してしまいます。

写真では伝わり難いですが、雨に降られて良い絵が撮れる代わりに何の準備もしていなかったので濡れました。

赤磐市を通って美作市を経由し奈義町まで入った訳ですが、美作の途中から雲行きが怪しくなり、奈義町に入った頃には雨が降るのは誰の目にも明らかになっている状況。

幸い、そこまで強くて困ると言う程では無かったですが、菩提寺の境内で少々雨宿りをする事になりました。

雨が小降りになり菩提寺を出て向かったのは、深い山の中に奥の院を有する瀧神社。

今回は何やらお祭りがあったようで、人が居るのは良いんですが非常に場違い感が強い状態でした。

元々、菩提寺のイチョウと同じくマップで目に付き行ってみたいと思っていた場所で、特に奥の院に関しては、最短ルートが陸上自衛隊日本原演習場となっている関係で入る事ができず、ここへ向かう為には那岐山の登山口から山頂へ向かい、そのまま隣の滝山山頂を経由して行く以外に方法が無いそうです。

那岐山を経由するルートは年中通れる道ではあるものの、非常に険しい道なのできちんと登山用の装備を整えて、遊びや観光感覚でいく事は全くお勧めできないルートになっているとの事。

ただ、年に一度だけ、奈義町が主催で奥の院へのトラッキングツアーを開催しているようで、この場合は特別に日本原演習場を横断するルートが使用されていると出ています。

こちらの詳細は奈義町に直接問い合わせる他なく、決まった日に開催しているかも調べた限りでは分かりません。

気になる方は調べて見てください。

煽りは良くない。

そう思いつつも、この時期なので致し方なしかなとも思うタイヤ事情。

ネット上のニュースでは連日、タイヤ交換に起因する脱輪や、急な気温の変化で発生した積雪に端を発するタイヤショップの繁盛ぶり、そしてスタッドレスへの交換が間に合わず雪道でスタックしてしまった話題が掲載されています。

県内で50%を超える交換率になったものもありますが、中には国土交通省が2年連続で大量発生している夏用タイヤ、ノーマルタイヤで雪道を走行した事でのスタックに怒り心頭である、といったものもあります。

実際のところは全く分かりませんが、ただ実数としてこういった事案が起きて、尚且つ増えてもいるのは事実なので、嘘か本当かただの煽り文かはさて置いても呆れているのではないかと思われます。

事が起きってから言うのは誰でもできますし、今年も今年で残暑が厳しく、暖冬になるのでは? とも言われていた関係で安気に構えていた人は一定数いる筈です。

こちらも何度もお伝えしていますが、世界情勢や日本国内のあれやこれやの関係で、スタッドレスが思うように手に入らない状況であり、恐らく今から注文をしても在庫が無い可能性が非常に高い状態となっています。

ほぼ確実に積雪が起きる地域の方ならば兎も角として無理にスタッドレスを装着する必要が無いのならば、雪が降る地域への移動をしないか、別の交通手段を用いての移動を推奨します。

最近では夏用タイヤで走行不能に陥った場合など罰金刑になる事も増えています。

万が一にもそういった目に遭わない為にも、検討してください。

それではよい一週間を。