市内でチョロチョロ

カレンダーで言えば2日早いGWの2日目。

日付でも2日のこの日は朝からどうしようかなど考え、たりはせず、休み前から考えていた場所へ。

向かった先は同じ地域に半田山植物園、岡山理科大学、そして陸上自衛隊 三軒屋駐屯地がある法界院。

の地名にもなっている法界院です。

この日は前日夜からの雨の影響で曇天、更に法界院では何やら木の伐採やら何やらをやっていてなかなかに騒々しい状態。

それでも有名な場所ではあるので、見る所はそれなりにあります。

非常に細々した話ではありますが、鐘が結構近くで見られたり。

わざわざズームを使わなくとも良いくらいに木鼻の獏が近い。

興味が無い方からすれば「で?」という事柄ではありますが、こういう物をじっくり見ていきたいブログ担当としては良い場所です。

今回は何やらバタバタとしていたので余りゆっくりはしていませんが、機会があればよりしっかりと見ていきたいと思います。

タイヤが鮭を殺している。

そんな物騒な話が囁かれているようです。

アメリカのシアトルではギンザケが産卵する為に使う複数の河川があるそうですが、その河川で90年頃から卵を抱えて死んでいる鮭が多く見つかる。

そうなる時は大雨が降った後であり、研究者の間では路面に落ちている細かなゴミが雨で水路に流れ、ゴミを含んだ水が河川へ、そして河川に来ている鮭が取り込んで死亡する原因になっているのではないか、という話。

ここだけだと「ゴミも多くござんす」と思いますが、路面に流れる排水に含まれる何千もの化学物質を研究チームが調べてみたところ、どうやらこの犯人は6PPDキノンという物質であると突き止めた。

で、この物質が何ぞと言えば、6PPDキノンの親物質6PPDは自動車のタイヤに使われている劣化防止剤で、世界中のほぼ全てのタイヤに含まれる物。

アメリカに限った話でも、こちらの劣化防止剤は70年代から使われ始めたもので、タイヤの劣化やひび割れ防止に効果があり、結果的に所有者の負担軽減やバースト防止に大きく貢献しているものだそうです。

生まれた時から当たり前に車が存在し、バーストを含めたタイヤの劣化に関わる事象の頻度がどうのといったデータも持たない身なので、効果の程と貢献度がどのくらいのものなのか分かりませんが、約50年に渡る実績がある以上は今すぐに使用を止める事もできないでしょう。

非常に難しい話ですが、いずれは解決しなければならない課題。

日本でもこういう問題を目にする機会があるでしょうし、少しくらいは何か対策を考えていれば良いのですが、多分無理ですね。

それではよい一週間を。