案外蝉も知らないのか、と

8月。

夏本番であり、夏の終わりが合わさった月です。

夏の終わり、と言えば個人的には蜩(ひぐらし)の声が聞こえているイメージがあったのですが、2週間前から既に聞こえていて「あれ?」と思っていました。

改めて調べて見ると蜩は7月上旬から鳴き始めるそうで、活動する早さや期間で言えば、

ハルゼミ:4月下旬~6月末

ニイニイゼミ:6月下旬~9月中旬

ヒグラシ:7月上旬~9月上旬

クマゼミ:7月中旬~9月上旬

アブラゼミ:7月中旬~9月中旬

ミンミンゼミ:7月中旬~10月初旬

ツクツクボウシ:7月中旬~10月半ば

となっています。

こうしてみるとイメージと違って早く鳴き始めるものと、遅いものとがあったり、これはどんな声で鳴くの? と聞いた記憶が無いので分からないものとがあります。

個人としてはハルゼミとニイニイゼミについて聞いた記憶はなく、鳴き声がネット上に出回っていたので聞いてみましたがやはり聞き覚えが無いものでした。

とは言え、自然にあるものではあるので、岡山や中四国に分布していない事でもない限りは恐らく聞いた事はあるけれど気にも留めていない、そういうオチではないかなと思います。

秋でもキリギリスやスズムシ、コオロギの声も知らなければ聞こえていないのと同じに感じる筈なので、来年にはもしかしたら「あ、ハルゼミだ」となるかもしれません。

もういい歳ですが、案外蝉の事を知っているようで知らない事が判明した2024年の夏でした。

他に話題が無い、と言われてしまえばそれまでなのですが、以前にも触れた住友ゴムから販売される最新オールシーズンタイヤの話が続いています。

他のもので言えば去年に起きた脱輪事故の続報と、最近頻発している個人所有のタイヤやホイールを盗んだ際に持ち主を轢いたなどの話があります。

他にはSDGs、所謂「持続可能な開発目標」。

無理なものもありますが実を言えばタイヤでもこれは可能で、例えば廃タイヤを使ったバックや廃タイヤチューブを使ったキャリーバックなど、実際に販売されている物から現在開発中の物まで様々なものがあります。

それ以外にも、以前からあったもので言えば廃タイヤを細かく刻んでチップにして燃料にするもの、また最近では廃タイヤを電池にとしてリサイクルするなどなどタイヤの材料ならではなものからどうやって作るのかと思うものまであります。

3R、リデュース・リユース・リサイクル(循環社会を目指し、ゴミを最小限に抑えるための取り組み)が叫ばれるようになってからもう何十年と経って一般常識や生活の基盤の1つとして当たり前の組み込まれている現代ですので、こういったものも更に増えていくと思います。

上手い話には大抵裏があり、実際問題、SDGsにもなかなか厳しい基準が設けられている場合があって廃棄される物全てにそれが適用される訳で無いのでできないものもありますが、どんどん広がってくれれば良いなとも思います。

それではよい一週間を。