親が一番大きいけれど、

邑久町本庄は3つの寺院が隣接している場所。

ではなく、4つの寺院がある地域となっています。

それがこちら、岡山県指定重要文化財『真言宗古義派』横尾山 静円寺(じょうえんじ)です。

実は、この地域にある寺院は全てこちらの静円寺の塔頭寺院、子院との事。

岡山でも塔頭と同じ地域にある寺院は幾つかあり、浅川商会の近くで言えば西大寺にある餘慶寺がそれになりますね。

安楽院、光明院、地蔵院が子院なので、この地域全体が静円寺の境内という括りになります。

静円寺自体は今現在完全な無住ですが他3寺が維持管理をしているようで、流石に本堂などの内部は撮っていませんが、中をうかがう限りでは非常に綺麗な状態でした。

こちらも岡山県指定重要文化財、静円寺多宝塔。

下の階は真四角ですが、上の階は円形となっていて横に設置された説明文では小ぶりとされる通り、様々な寺社へ訪れた方であればそう感じるのではないかと思います。

それでも丸みを帯びた形状は面白いものですし、例え全く同じ形状のものであってもやはりその寺社ごとの違い、正確に言えば造られた時代であったり建造に関わった人物の個性や掘られた物、描かれた物の個体差は如実に出てきますので、そういった間違い探し的なお楽しみもあります。

静円寺の御朱印もありますが、そちらは他3寺に置いてあるので、いずれかで頂いてください。

パンクはパンクの話ではありますが、根本的な原因はそこではない、そういう話。

兵庫県内で20代男性が酒気帯び運転で逮捕されたそうです。

現行犯、となっているので警邏中、もしくは通報を受けた警察に発見された形でしょうが、御用となるよりも前に中央分離帯にぶつかり、そのまま走行。数キロ走った後にパンクしてようやく止まったとの事です。

常習犯であるかどうかは分かりませんが、常識的に考えれば「酒を飲んだら運転するな」と言われて既に十数年経っていますし、今時酒気帯び運転とかどうなの?と思いますが、それが当たり前だと思う人はそもそも飲まないか乗らない人だけ。

20代、と書きましたが記事に出ている年齢を言えば半ばになったばかりの年齢なので「何故、飲酒運転が厳罰化されているのか」を実感として知らない世代ではないでしょうか。

と、ここまで書いて「はてどの事故が原因だったかな?」と疑問が湧いたので改めて調べると、契機としては過去何度もありますが、一番最後にあったのが2006年、今から約19年前の『福岡海の中道大橋飲酒運転事故』のようです。

詳しい内容はバッサリ切りますが、福岡にある海の中道大橋で当時20代の会社員が飲酒運転をした上で、家族5人の乗る車に衝突。衝突された車は橋の欄干を突き破ってそのまま海へ落下。夫婦は助かったものの、同乗していた当時4歳、3歳、1歳の子供が全員死亡する事故へとなってしまったものです。

子供が死亡した事、また事故を起こした当人の事故後の身勝手極まる対応などの過失もあってか、翌2007年により厳しい基準での飲酒運転に対する罰則が制定されています。

今回取り上げた件では自損事故で終わってはいますが、人身事故、もしくは死亡事故に発展する事件は毎年起きているので油断は全くできません。

場合によっては、飲酒していなくてもパンクやバーストで操作不能に陥って反対車線や歩道に飛び出して人身事故に発展する事案もおきますので、何にせよ、皆様御気を付けください。

それではよい一週間を。