タイヤのチェック項目のあれやこれや その三

ようやく暖かさが出てきた、なんて事を呑気に言っている間に昼間の気温が高くなり、夜でも窓を閉め切ったままだと暑苦しさを覚える日も出てくるようになりました。

あと毎晩の蚊との争いが起きるようにもなってきていて、夏が近付いているのを嫌でも感じる日々が続いています。

さて。

今回も引き続きタイヤの接地面、トレッド面の話です。

分かる人が見れば、タイヤの減り方でその車の運転手の上手い下手、或いはどういった問題を抱えているのかが分かる、と言われます。

自分では普通に運転しているつもりでも偏摩耗してしまう場合、運転手の運転に問題がある場合と車自体に不具合がある場合のどちらかしかありません。

その三、タイヤの摩耗の確認。

上の画像は極度に偏摩耗をしたタイヤになります。

画像を見ても分かる様に、片側が新品の時にあるヒゲがそのまま残っているのに対して、もう片方は溝が無いばかりか中のワイヤー部分が露出しています。

極端な例ではありますが、タイヤが摩耗した際の変化が一番分かり易いものなので、一つの参考として掲載しています。因みにですが、画像の例で言えば、中央の山がスリップサインを見てタイヤ交換ギリギリのラインになります。これ以上摩耗が続くと車検では通らない可能性が高いです。

言うまでもなく、ワイヤー部分が出ているのは車検に通らないばかりか、いつ爆発しても何ら不思議はない状態なので、即座にタイヤ交換する事をお勧めします。すぐに新品交換できない場合でも、スペアに交換した上で空気を抜いて保管する必要がありますのでご注意ください。

当社に来店されるお客様の中で一番多いのは画像のように内側が摩耗しているタイヤです。

とは言え、画像の様な偏摩耗ではなく、全体的に均等に摩耗した上で内側が一番擦り減っているパターンであり、中には内側の一番端がワイヤーの出てしまっているものもありますが、常用の車でそういったお客様が来店される事はほぼほぼいません。

そういった方が少ない原因としては幾つか考えられますが、

急ブレーキ、急ハンドルといった偏った運転をしない

タイヤのローテーションや空気圧のチェックなどを定期的に行っている

などがあります。

車の速度が速ければ速いほど地面と接地した際の摩擦は強くなり、より強い力で地面を蹴って前に出ます。そうすれば当然タイヤは削れ、溝の深さは小さくなっていきます。またスピードを出している状態で急なブレーキを掛ければ勢いよくタイヤは削れてしまいますし、直角に曲がるような動きや、車が一切動いていない状態でのすえ切りなども特にタイヤを摩耗させる要因になります。

タイヤの外側内側問わずどちらかがより摩耗している場合、そのまま放置するのは余り得策ではありません。

残り具合にもよりますが、例えばスリップサインにもまだ余裕があり、尚且つ一ヶ月後には車検を受けてその前にタイヤを新品に交換するつもりがある場合などは何の問題もありませんが、車検もしばらく先で、既にスリップサインが出て、毎日長距離を運転している場合などは最悪タイヤ交換、という形になる可能性があります。

一概に言える事ではありませんが、自身の毎日の運転コースや走行距離を踏まえた上で、タイヤの状態を見る必要があります。

また、空気圧のチェックでは以前にも書いていますが、低くても高くても偏摩耗を起こす原因となるので気を付けなければなりません。偏摩耗、という点だけで言えば、空気圧が高すぎればタイヤの中央部分だけが削れ、低すぎればタイヤの両側面が削れてしまいます。

現在ブログに投稿する為に毎週それぞれの項目で調べていますが、空気圧にしろトレッド面にしろ、なかなかにチェックすべき点が多いです。たかがタイヤ、されどタイヤといった具合で、一度調べればそれで終わりとはなりません。

次回はまだ未定ですが、幾つかある偏摩耗の種類についての話にしようかと思っています。

それでは良い一週間を。