Sounds of Silence

本日、4月最終日。

早いもので明日になれば5月を迎え、2024年を迎えて半年という言葉が頭の片隅にチラつく時期になってきました。

常日頃、意識している訳ではないですが、何かしらの切っ掛けがあればこういった「時間」という概念に思いを馳せる瞬間があるのは多少なりと大人である証拠なのでしょうか。

昨日、一昨日と故あって2日連続で映画館で映画を観てきたのですが、特に昨日は月曜日。

普段ならば学校があり会社があり、業務上や何かしらの特別でもない限りは休みを取っている人の人口が遥かに少ないタイミングですが、昭和の日である4月29日で国民の休日。

尚且つ、所にもよりますが、月曜日は映画が普段よりも安く見られる日とあって大賑わいでした。

とは言え、ブログ担当が用事のあった映画は早朝の部だったので、思っていたよりも同時に放映される作品が多かった事もあり予想外に人が多いと思った程度でチケット購入で並ぶ事もなく入場して見終わり、いざ出た瞬間に余りの多さに目が点になったくらいです。

そんな中で、ふと上映作品に目を向ければ見知ったタイトルが。

『四月になれば彼女は』という作品なんですが、この作品を知っている、と言うよりはこのタイトルを知っている話です。

自分自身が知っている『四月になれば彼女は』は3つあり、1つ目は映画の原作の小説。これはたまたまこのタイトルで検索をかけた際に見付けて知っていた程度です。

2つ目は『四月になれば彼女は』と題された舞台。人生で一番最初にこのタイトルを目にした作品で、個人的な四月になれば彼女はとはこれというもの。

3つ目は1966年に発表されたアルバム『サウンド・オブ・サイレンス』に収録された楽曲で恐らく数あるタイトルの元ネタとなった『April Come She Will(邦題:四月になれば彼女は)』。

広く使われるかどうかはさて置いていて、案外心に残るタイトルはあって使われるもので全く違う経路ではありますが『復讐するは我にあり』などは初見だと「何事ッ!?」とはなりました。

印象に残るものであれば『トマトケチャップ皇帝』などはある意味で最たる例ですね。トマトケチャップだけでもタイトルとして「?」となりますが、そこに皇帝が付くと一体どういう作品なの? となります。

一見ふざけたタイトルですが「寺山修司」と聞けば世代の人からすれば分かる異色の作品です。余談ですが、ネットでトマトケまで検索をかけたら2番目にこのタイトルが出てきました。不思議です。

異色、という程異色ではありませんが、固定観念のあるものを壊すという意味では『泣き虫弱虫諸葛孔明』などもなかなか印象に残るタイトルですね。内容としても三国志演義などでのイメージを叩き壊すものでした。

全国的に、というには些か偏っていますが、連休中に乗用車の脱輪事故が複数起きたようです。

パッと目に付くのは北海道の小樽と知内での脱輪事故で、どちらも人的被害はありませんが一件は脱輪後にタイヤが民家に衝突、もう一件はボルトが折れた状態で記事の中では脱輪したタイヤは行方不明との事。

民家に衝突した一件目では親族にタイヤ交換をしてもらった後に脱輪したそうで、記事の中でも交換後や定期的にトルクレンチで増し締めをするように注意喚起がなされています。

また記事内のコメント欄では、脱輪こそしなかったものの、運転中に感じた違和感で確認すると手で回る程にナットが緩んでいたなどの話もあり、こういった危険が頻発している印象を受けます。

もちろん、こういった話は何千何万と走る車の一部の事、ではありますが、それでも全国的に集計すればそれなりの量がありますし頻発している感が否めないのも事実です。

今週末からはGWが始まり、どうしても車の移動が増える状況もあると思いますので、改めて移動前に空気やタイヤ、足回りのチェックをお願いします。

安物買いの銭失い、とはよく聞きますが、こちらの場合は少額をケチったが為に高額を払う事態に発展しかねませんので、できる限りディーラーやお近くのタイヤショップなどで確認してください。

それではよい一週間を。