全国的に、と言ってしまうとやや大袈裟かつ主語が大きくなってしまいますが、それでも東北、日本海側などでは猛吹雪に見舞われる程の雪が観測する状況です。
岡山でも積雪があったような話は出ておらず、雪に関する話題で言えばスキー場に雪が無いといった事柄がニュースになっているくらいでしょうか。
しかし、今晩の地方ニュースでは恐らく北部地域などで積雪があった等の話が出るのではないかと予想しています。
仮に無かったとしても、突発的なものがある場合も十分に考えられるので余り安心し過ぎるのもよろしく無いのではないかとも思います。
年末まであと2週間を切り、季節柄特に車を触る機会が増えています。
そうなってくると、必然的にタイヤや車そのものに起きている不具合を目にする機会も増えてきます。
パンクが起きた際にはどうしてもタイヤに何か刺さって開いた穴から空気が漏れる事を意識しがちですが、上の画像の様にバルブからエアーが漏れる事もままあります。
これはバルブの中にあるOリングと呼ばれるゴムのリングが切れた場合や、バルブそのものが緩んでしまっている場合、バルブを閉めつけている箇所に罅が入ってしまっている場合に起こる現象です。
上記の例で言えば、画像はOリングの摩耗が原因での空気漏れになります。
こういった事は乗用車などでも起こり得る話で、乗用車の場合は中型車以上の車とは違い金属ではなくゴム製のなのでOリングはありません。
しかし長期間ゴムバルブを交換していないと劣化で亀裂が入ったり、そもそもゴムバルブの取付が甘い、何らかの原因でホイールそのものに罅が入った場合などで起こります。
とは言え、恐らく乗用車の場合はタイヤ交換時にゴムバルブの交換も一緒にしていると思うので、劣化による空気漏れはそうそう起こる話ではない筈です。
今年に限った話ではありませんが、近年タイヤの脱輪や点検ミスによる事故が起きており、注意喚起がなされています。
販売店や専門店で作業をお願いしているご家庭でそういった事故が起きる事は比較的少ないですが、自分で作業されている場合などではこういった事案が多いように言われています。
専門店であれ、個人であれ、人間がやっている以上ミスは起こり得る話です。
忙しい時こそ気を付けていかなければならない、そういうお話でした。
それではよい一週間を。