天皇所縁の地

木野山神社の真反対。

高架のトンネル潜ればそこには真言宗「日光山」光明寺です。

集落の中にある関係か、はたまた谷間とは言え平地だからか、木野山神社と比べれば雲泥の差もある境内。

山門を潜って目に付くのは本殿、もそうですが、でかでかと「明治天皇行在所」と書かれた石碑があり、意味を調べた上で説明すると「明治天皇が行幸された際に仮の宮殿として宿泊された場所」という事です。

元京都住まいの人間としては御所の広さ規模感を肌で知っていますので、こじんまりとしているなぁという印象こそ受けますが、それでも境内の敷地面積とうとう考えれば、仮の住まいとして使うには申し分ない広さがありますし、何やら地域住民の檀家さんと行事をされていたので軽く見て回った程度ですが全体的に立派な造りでしたからそれも納得の話。

すぐ側を電車が通る事を考えると日夜騒音が激しそうな感がありますし、万が一にも脱線事故や崩落事故とかあった日にはとんでもない事になりそうな感もありますが、まぁ起きたら起きたの話になりそうではあります。

今回は行事をされていた事もあって御朱印を頂けなかったんですが、書置きのものがあるそうなので、次回はしっかり頂いていきたいと思います。

後ろ指を指されるだけで済めばまだ良い方、と考えるのかどうかは人それぞれ。

岡山では何だかんだである程度暖かさが残っているせいもあってか、そんな素振りが余りありませんが、北部ではやはり連日の雪が話題に上がっています。

急な気温の変化は多少ありつつも、ある程度は天気予報通りの流れなのでそこまで困る人もいないのでは?と思いましたが、そうではなかったようで。

秋田県は湯沢市。こちらを通る国道17号線のトンネル付近で走行不能車が出たそうで、理由がスタッドレスもチェーンも装着していなかった為、とわざわざ国交省の長岡国道事務所が発表したとの事。

過去に12月で大規模な渋滞が発生した事案を頻繁に経験している地域からすれば、今の時期に夏用タイヤを履いている危険性や混乱は嫌という程に理解している案件という事もあって11月から注意喚起等、冬に向けた広報を強化していた所の今回の件。

見せしめ、と言ってしまえば聞こえは悪いですが、実例を通じて改めての注意喚起を促した形です。

過去5年で見てみても、全国各地でノーマルタイヤに絡んだ渋滞は結構な頻度で起きており、結果的に大渋滞、下手をすれば2~3日に及ぶものまで散見される始末。

そういった事もあって、スタッドレスに交換していない事のでの渋滞に関する罰則も厳しいものとなり、痛い目を見ている話を聞きます。

中にはスタッドレスを買い、交換して数ヶ月後に戻す事を考えれば罰則を受けた方が安上がり、なんて考え方をして進んで罰を受ける方もいるそうですが、費用以外にも、危険や拘束時間などを加味すると、さて安上がりなのはどっちだ?という気がしてなりません。

考え方は人それぞれ。

交換するもしないも人それぞれの生活環境がありますから、一概に正解は分かりませんが、タイヤショップとしては雪道を行くならスタッドレスに変えておきましょう、です。

皆様も後の祭りにならぬよう、お気を付けを。

それではよい一週間を。