紐を引き締めていきましょう。

ふと気が付けば目の前の山々が秋の景色に変わってきている今日この頃。

まだまだ余裕自体はありますが、それでも繁忙期特有の忙しなさが出てきました。

あれだけ鬱陶しく感じていた残暑が無くなり、過ごしやすさを覚えたかと思えば急に気温が変わるもので、そこまで多くはないですが体調不良を訴える話も聞きます。

先週にはインフルエンザの流行が出てきている、といった毎年恒例のニュースも出ていましたし、ここは初心に帰って「手洗い、うがい」の実践をしておいた方が良いでしょう。

コロナウイルスが猛威を振るった時期にはインフルエンザに感染した割合が異常に低かったというデータもありますので、やってみる価値は十分にある筈です。

ただ、子供の場合は余り過度に感染対策をし過ぎた結果、免疫の獲得ができず病気に弱い体になるという事例も聞きます。

当時ニュースになっていた時に聞いている分には、外で遊ばなくなった事も関係しているニュアンスだったので一概に感染対策だけの問題でも無いでしょうが、何事も過度な方法は却って危険であるのは事実でしょう。

暴飲暴食、過剰摂取、オーバートレーニングなどなど過度で悪い例は様々な場面であります。

気温の話に戻せば、急激な気温の変化は体調の変化ももたらすものであり、大人でも免疫力の低下は避けられません。

聞けば、冬型の気圧配置になるので今週末前後で一気に冷え込むそうですが、来週には気温がまた戻るとの予報になっています。

寒暖差、という意味では数字としてそこまで急激な変化ではありませんが、5℃前後の違いは思っているよりも強く感じる筈です。

気を付けるべき事がごまんとある季節。

油断せずにいきましょう。

忘年会の季節。

言われてみれば「あ、まぁ、そうだよね」と思いつつも、改めて言われるとちょっとびっくりする絶妙な時期です。

なんて話題に出しましたが、ほぼ関係無いお話で。

今年は何やら異常と言えば良いのか、それとも近年でやっと表面化してきたのか、タイヤの脱輪に関する話題が現段階で多く取沙汰されています。

「1ヶ月ほど前に家族に変えてもらった」。

そんな締めくくりで終わる実際の脱輪事故の話から、雪道などの凹凸がある、もしくは激しい道を走行し続けて脱輪の危険性がある実際の事例を挙げた話など、昨日今日で幾つかのニュースが出ており、毎年の事ながらそれだけ頻発しているのだと実感させられます。

少なくともここ数年間で、弊社で作業したお客様の中で脱輪した事案はありませんが、それでも一定以上の距離や期間が開いている車でのナットの緩みが無かった訳ではありません。

原因としては、上記にあるような道や或いは積載の関係で起きる振動、それを踏まえた時間の経過、ナットへ大量の油を塗布、錆やゴミがボルトやナットの間に挟まっていた、などが挙げられます。

ナットが緩めばガタガタと音がして、酷ければ振動も発生するので、比較的異常に気付きやすいものです。

もしも、自分の車でその様な異常が発生した場合は即停車して確認、できればその場を動かず、出来なくとも可能な限り近くの安全地帯まで移動して、レッカーなどを呼んでください。

ニュースになっているものはどれも異常があっても走行を続けた事が原因ですので、早めの対処が肝心です。

何かあってからでは遅いので、その点はよろしくお願いいたします。

それではよい一週間を。