前回のブログで旧閑谷学校に行った、と言う話はしましたが、そのついでという事で同じ日に和気にある藤公園にも立ち寄ってきました。
全国各地から著名な藤を集めたこの公園では、約100種、140本もの藤があって種類の多さでは日本一との事です。
日曜日の段階で咲いている藤も多く現状でも楽しめる状態ではありましたが、まだ蕾のものも多かったので、藤まつりが開始される今週末辺りでもっと見頃を迎えていると予想できます。
天気そのものは曇りと雨ではありましたが、予想していた通り水の滴る藤はそれはそれで美しさを感じるものでもあります。
藤まつりが開催されると公園内は有料になり、中学生以上500円が必要になってしまいますが、公園自体は相応に広いスペースがあるのでこの規模での満開の藤は相当見応えがあるものとなるはずです。
藤まつり開催中は何かしらのイベントや夜間ライトアップもあるようなので、興味の湧いた方は調べて行ってみるのも良いのではないでしょうか。
去年の12月に青森県の高速道路、八戸自動車道で走行中の大型トラックから外れたタイヤが道路脇にいた男性にぶつかりその後死亡した事故について、東北運輸局がトラックを所有する運送会社の法令違反が確認された事で、車両の使用を停止する行政処分を出した、というニュースが出ています。
詳しい原因は書いていませんが、ニュース映像などを見る限りでは、ISO規格のナットで締められていた左後輪タイヤが脱輪したようで、運輸局は日常のメンテナンスを怠ったなどの理由で会社を処分したとの事です。
ここ数年、特に多くなったトラックなどの脱輪事故ですがその多くがISO規格のナットであり、ISO規格はJIS規格の様に内外で別々のナットを使うのではなく、2本のホイールを1種類のナットで締め付ける物になります。
なので、脱輪する場合は2本同時に外れます。何事も絶対はありませんが、ほぼ確実にはなるので、絶対と言っても過言ではありません。
何度か話題に出した記憶もありますが、去年からナット、特にISOナットに関するメンテナンスの内容が厳しくなりました。
以前からある程度の指示はあったのですが、より明確に「脱着をした際には毎回、確実にこうしなさい」といった具合の指示書が送られてきたわけです。
弊社では前々からナットは勿論の事、ボルトやドラム、ホイールに至るまで清掃をしていますので、清掃の仕方を変えるだけで済みましたが、それでもある程度やり方の変更とそれに伴う時間が掛かってしまう事態にはなっています。
ニュースを見ているだけでは脱輪事故が増えているのか減っているのかなどは実感が湧かないですが、こういった連絡が来るという事は少なくとも劇的に減少傾向にある訳では無いのは確実でしょう。
今年はこういったニュースが減る事を切に願います。
それではよい一週間を。