岡山貫通の旅 ③

半分お茶濁しで始めた岡山貫通の旅。

3回目の本日で最後になります。

先週の話題にはしていませんでしたが、先週17日に足守で行われていた「葦の森 足守おさんぽマルシェ」に行った際に一つ気になる話がありました。

それが↑になるのですが、足守にある大光寺というお寺。

何と日本を統一した天下人で有名な豊臣秀吉の妻、ねねの実家である木下家の菩提寺です。

生まれも育ちも岡山、な人間なので「岡山って何かある?」と言って憚らない程度に何も無いないと思っているのですが、前回の誕生寺同様、結構歴史的に有名な人物と所縁のある地域だと思わされます。

Googleマップでも上でもある程度見る事ができますが、管理する住職が居なかった関係で酷く荒廃し、数年前までは立ち入り禁止の札とトラロープで仕切っていましたが忠告を無視して立ち入る方が相次いでいたようで、↓のような木の板で囲いが作られていました。

他県から移築したという本殿も屋根が崩れ、トタンで補強、土塀も中の土が露出して瓦の一部が落ちてしまっている状態。

今回特別公開された霊廟前も壁が崩れ掛け、マルシェの際に訪れた時は門は閉じて立ち入り禁止の札が掛かっていました。

そして、史上初となる一般公開。

ブログ担当は全く気付きませんでしたが、何とこの公開の件は14日の山陽新聞に掲載されていたそうで、訪れた当日にはかなりの人が並んでいる状態でした。

霊廟内は撮影禁止との事でしたが、建物外の敷地では自由に撮影ができたので色々と見て撮ってとさせてもらいました。

流石に崩れかかっている本堂へは無理ですが、霊廟内で秀吉やねねを始めとした備中足守藩木下家の歴代藩主、そして徳川秀忠の位牌がズラリと並んでいる光景はなかなかのものです。

ねね没後400年を記念したもので、大光寺や大光寺保存会としても初めての試みとの事で今回はプレミア感故の盛況かもしれませんが、これを機に年に1度か数年に1度の公開となるかもしれません。

今後は霊廟を含めた境内の保存に力を入れていくそうで、クラウドファンディングなども計画されていると話もされていたので、何年んか後には本殿も復活して盛大な祝祭が行われる事があるかもしれません。

もしも機会があれば行ってみてください。

タイヤに関する話題は何かと出ていますが、そこまでの変化はありません。

スタッドレスを履くか履かないか、雪道を行くつもりがあるか無いかです。

岡山県、特に南の地域の場合、そもそも雪が降るのかどうかという疑問が先に出ますが、何かしらの用事でそういった地域に行く事が決定している、ないしは予定ができる可能性がある方は装着しておくのが無難。

無いならばもう関係無しで、後は雪が降らない事を祈るしかない訳です。

少なくとも1週間以上先の天気事情は神のみぞ知るお話ですから、どうなるか分かりませんし、論じるのも無意味な感が否めません。

どちらに転ぼうが、一応の準備だけはしておきましょう。

それではよい一週間を。